Tag Archives: Agricuture

California’s EPA plans to list Monsant’s Roundup as substance of cause of cancer

Alternet: California Becomes First State to Label Monsanto’s Roundup as a Carcinogen

カリフォルニア州の環境保護庁がアメリカ国内ではじめて、グリホサートを癌を誘引物質としてリストアップしようとしているらしい。グリホサートはモンサント社の稼ぎ頭の除草剤、ラウンドアップの活性成分。

環境保護庁のOffice of Environmental Health Hazard Assessment (OEHHA)(環境健康有害性評価局が、カリフォルニア州法プロポジション65に基づいてリスト表示することを「意向の通知 Notice of Intent」で文書として発表した。この法は、国際がん研究機関(IARC)が癌を誘引する物質をリストしたら、それをOEHHAもリストしないといけないことになってて、IARCはグリホサートをグループ2A (Probably carcinogenic to humans、人に対しておそらく発がん性がある)にリストアップしている。

このリストに載っても販売や使用を禁止されるわけじゃないけど、リストされた物質を扱う10人以上の会社は従業員に対して「明確で合理的な警告」をしないといけない。それと、製品に対して表示義務を負うことになる。

これに関して環境活動家のエリン・ブロコビッチさんがFBで「昨日はモンサントにとって悪い日になった、、、ついに終わりが始まったってコメントしてる。

いや、エリン・ブロコビッチってジュリア・ロバーツが主演していた大好きな映画やけど、ほんまにいはったんやーって嬉しくなってついフォロー。

Fatima’s story 2/7 – HONY in Pakistan

レンガはパキスタン全体の建造物の基本単位です。コンクリートよりも安価なのでほとんどなんでもレンガを使います。特に農村地方では。

パキスタン全国に2万のレンガ窯があります。それぞれの窯に平均40家族が働き、一日あたりレンガ1000個を生産していると推定しています。つまりそれは450万人が奴隷状態で生きていることを意味します。そしてこれらの労働者の多くは若年者です。多くの場合、一日中働かされているため、教育は受けられません。

彼らは孤立した地域で社会の目から遮断された場所で働くために、憲法の保護を受けられずにいます。法は窯には及ばないため、労働者は暴力と報復の絶え間ない恐怖のなかで生きています。

窯の所有者はとても豊かで権力をもっています。彼らの利益はパキスタンのGDPの約3%に相当します。彼らは友人や家族を議会に送ります。賄賂で警察を威嚇します。彼らを非難するのは非常に危険です。私は何度も何度も襲われ、脅かされてきたので、もう死ぬことが恐ろしくなくなりました。

朝鮮全土を歩いた日本人

朝鮮全土を歩いた日本人―農学者・高橋昇の生涯 朝鮮全土を歩いた日本人―農学者・高橋昇の生涯
河田 宏
日本評論社 2007-12
売り上げランキング : 531984

Amazonで詳しく見る

by G-Tools

大正末期から昭和の敗戦まで、朝鮮半島の伝統農法を歩いて調査した高橋昇の伝記。 ちょっとした契機があって、Mさんから貸してもらって読んだ。 タイジュが農学部に進学したいっていうので、農学者ってどんな人なのか興味があって。

農業は、特に地域の土壌や自然や気候と深く結びついている。 高橋は東京大学の農学部出身だけど、彼が農学を学んだ頃は、西洋の発展を取り入れようとする気風が高い時代だったこともあり、西洋の農法を学んだ。 だけど、それを日本の農法に取り入れようとしても、日本の風土には合わない。その経験から、サリウォンの農業試験場長をつとめた時代に、朝鮮の伝統農法を自分の足で見て歩き、膨大な資料を残した。

農学者と農家の関係がよくわる本だった。 それにしても、当時の日本政府の政策の酷さよ。 植民地の民は自分たちの国策のためにあるという理解が成りたつことのおそろしさ。

反面、高橋昇のような農学者は、その政策を批判するだけでなく、実質的に貧しい農家が生きながえることができる方策を探していこうとする。 それは何よりも力強い。 タイジュも農学を学ぶのなら、タイジュの一生を打ち込んで甲斐のある方法を学んで、身につけて、実践して欲しいなぁ。 楽しい人生になるよ、ほんとに。