Fatima’s story 2/7 – HONY in Pakistan

レンガはパキスタン全体の建造物の基本単位です。コンクリートよりも安価なのでほとんどなんでもレンガを使います。特に農村地方では。

パキスタン全国に2万のレンガ窯があります。それぞれの窯に平均40家族が働き、一日あたりレンガ1000個を生産していると推定しています。つまりそれは450万人が奴隷状態で生きていることを意味します。そしてこれらの労働者の多くは若年者です。多くの場合、一日中働かされているため、教育は受けられません。

彼らは孤立した地域で社会の目から遮断された場所で働くために、憲法の保護を受けられずにいます。法は窯には及ばないため、労働者は暴力と報復の絶え間ない恐怖のなかで生きています。

窯の所有者はとても豊かで権力をもっています。彼らの利益はパキスタンのGDPの約3%に相当します。彼らは友人や家族を議会に送ります。賄賂で警察を威嚇します。彼らを非難するのは非常に危険です。私は何度も何度も襲われ、脅かされてきたので、もう死ぬことが恐ろしくなくなりました。

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